札幌市中央区・宮の森で月経前の気分の落ち込みやイライラがつらい方へ|PMDDを心療内科・精神科に相談する目安


月経周期と気分の変化をカレンダーに記録するイメージ

月経前になると、気分が沈む、イライラを抑えにくい、不安が強まる、涙が出やすい、眠れないといった心身の変化を繰り返していませんか。秋は仕事や学校の予定、気温・日照時間の変化などで生活リズムが揺らぎやすく、もともとの不調を強く感じることもあります。

月経前の不調は「我慢するもの」と思われがちですが、日常生活、人間関係、仕事・学業に支障が出ている場合には、相談できることがあります。札幌市中央区・宮の森で月経前の気分変動にお困りの方は、心療内科・精神科への相談をご検討ください。

PMDD(月経前不快気分障害)とは

PMDDは、月経前の時期に、抑うつ気分、強いイライラ、不安、緊張、気分の変動などが目立ち、生活に大きな影響が生じる状態です。月経が始まると症状が軽くなる、または一旦落ち着くという周期性がみられることがあります。

月経前に身体的・精神的な不調がみられる状態はPMS(月経前症候群)と呼ばれます。そのうち、こころの症状が特に強く、社会生活への影響が大きい場合にPMDDが考慮されます。ただし、症状だけで自己判断することは難しく、うつ病、不安症、双極症、甲状腺の病気、貧血、睡眠の問題などが関係している場合もあります。

相談を考えたいサイン

  • 月経前になると、理由なく気分が落ち込み「自分を責めてしまう」
  • ささいなことで怒りっぽくなり、家族や職場・学校での関係に影響が出る
  • 不安、焦り、緊張感が強く、予定をこなすことが難しい
  • 寝つけない、途中で目が覚める、反対に眠気が強い
  • 集中しづらく、ミスや物忘れが増えたと感じる
  • 月経前に症状が悪化し、月経開始後には比較的軽くなることを繰り返している
  • 「消えてしまいたい」など自分を傷つける考えが浮かぶ

症状の強さや持続期間には個人差があります。月経周期との関連がはっきりしない場合でも、つらさや生活上の支障が続くときは相談の対象になります。

受診時に役立つ「症状の記録」

PMDDを含む月経前の不調では、症状がいつ強まり、いつ軽くなるかを確認することが大切です。可能であれば、2か月以上を目安に、月経開始日と以下の内容を簡単に記録してみましょう。

  • 気分の落ち込み、イライラ、不安を0~3程度で記録する
  • 睡眠時間、寝つき、中途覚醒、日中の眠気
  • 食欲、頭痛、腹部の不快感、疲れやすさなどの身体症状
  • 仕事・家事・学業・対人関係への影響
  • 服薬、市販薬、飲酒、生活上の大きな出来事

完璧な記録である必要はありません。スマートフォンのカレンダーやメモでも十分です。診察では、周期性だけでなく、症状の内容、これまでの治療歴、睡眠や生活習慣、身体疾患の可能性などを確認します。

心療内科・精神科で行うこと

診察では、現在困っていることを整理し、他のこころや身体の病気の可能性も含めて検討します。そのうえで、生活リズムや睡眠を整える工夫、心理的な支援、薬物療法の必要性などを個別に相談します。婦人科での評価や治療が適している場合には、連携先への相談をご案内することもあります。

治療の選択は、症状の種類や程度、妊娠の希望、身体の状態、生活背景などにより異なります。インターネット上の情報や自己判断のみで薬を開始・中止せず、医師や薬剤師にご相談ください。

緊急の相談が必要な場合

自分を傷つけたい気持ちが強い、具体的な方法を考えている、ひとりで安全を保てないと感じる場合は、予約日を待たず、身近な方や地域の救急窓口、救急医療機関に連絡してください。緊急時は119番の利用もご検討ください。

札幌市中央区・宮の森で月経前のこころの不調を相談したい方へ

和光メンタルクリニック札幌宮の森では、月経周期に伴う気分の落ち込み、不安、イライラ、不眠などについて、心療内科・精神科としてご相談をお受けします。初診のご予約はお電話011-699-5479へご連絡ください。再診はお電話または公式予約システム(チェック・オン)をご利用いただけます。

よくある質問

Q. PMSとPMDDはどう違いますか?

A. どちらも月経前に起こり得る不調ですが、PMDDでは気分の落ち込み、イライラ、不安などの精神症状が強く、仕事・学校・家庭生活に大きな支障が出ることがあります。診断には症状の経過や他の病気の可能性を含めた評価が必要です。

Q. 月経前だけつらい場合でも精神科に相談できますか?

A. はい。症状の周期性を確認しながら、こころの状態、睡眠、生活への影響を評価します。必要に応じて婦人科での相談が望ましい場合もあります。

Q. 記録がなくても受診できますか?

A. 受診できます。覚えている範囲で、症状が始まる時期、月経との関係、困っている場面をお伝えください。受診後に記録を始めていただくこともあります。