札幌市中央区・宮の森で夏休み明けに登校しづらさが続くお子さまへ|不登校とこころの相談の目安


札幌市中央区・宮の森で、夏休み明けの登校しづらさについて保護者が子どもの気持ちを落ち着いて聞くイメージ

夏休み明けや新学期の時期に、「朝になると学校に行けない」「教室のことを考えると苦しくなる」「以前より口数が減った」といった変化がみられることがあります。学校に行きづらい状態は、本人の怠けや意思の弱さだけで説明できるものではありません。不安、気分の落ち込み、睡眠の乱れ、友人関係や学習面の負担、発達特性への配慮不足など、さまざまな要因が重なっている場合があります。

札幌市中央区・宮の森周辺で、お子さまの登校しぶりや不登校について相談先を探している保護者の方へ、児童精神科に相談する目安と、家庭で大切にしたい関わり方をお伝えします。

「学校に行けない」の背景は一人ひとり異なります

不登校は診断名ではなく、学校に行きづらい状態を表す言葉です。その背景を急いで一つに決めつけず、本人がどのような困りごとを抱えているのかを丁寧に確認することが大切です。

こころやからだに現れるサイン

  • 登校前になると腹痛、頭痛、吐き気、動悸などが出る
  • 日曜の夜や平日の朝に不安が強まる
  • 眠れない、朝起きられない、昼夜逆転が続く
  • 好きだったことにも興味を示しにくく、表情が乏しい
  • イライラ、涙もろさ、怒りっぽさが目立つ
  • 食欲や体重、活動量に大きな変化がある

こうした症状は不安症、抑うつ状態、睡眠の問題などと関連することがあります。一方で、身体の病気が隠れている可能性もあるため、症状に応じて小児科などへの相談も検討します。

環境や発達特性との関係も確認します

いじめや対人関係の悩み、学習上のつまずき、進級・クラス替えなどの環境変化は、登校の負担につながることがあります。また、注意の向けにくさ、予定変更への苦手さ、感覚の過敏さ、集団での疲れやすさなどの発達特性が、学校生活の困難として現れることもあります。発達障害の有無を自己判断するのではなく、成長の経過や家庭・学校での様子を踏まえて考えることが重要です。

家庭でできる関わり方

登校できない日が続くと、保護者の方も焦りや不安を感じるものです。しかし、強く促すことが本人の負担を増やす場合もあります。まずは「つらい中で話してくれてありがとう」「何が一番しんどいのかな」と、理由を問い詰めずに気持ちを受け止める姿勢を大切にしましょう。

生活リズムを整えることは有用ですが、急に大きな目標を求める必要はありません。起床、食事、入浴、就寝など、できていることを確認しながら小さな目標を共有します。学校との連絡では、欠席の可否だけでなく、保健室・別室の利用、課題の量、登校時間、オンラインでのつながりなど、本人が安心して参加しやすい方法を相談できることがあります。

家庭内で暴言・暴力が強い、自分を傷つけることを示唆する、「消えたい」「死にたい」と話す、ほとんど食べられない・眠れないといった場合は、様子見を続けず、早めに医療機関や地域の相談窓口へ連絡してください。緊急性が高いと感じるときは、救急相談も含めて速やかな対応を検討しましょう。

児童精神科に相談する目安

欠席や遅刻が続く、学校の話題で強い苦痛が出る、気分・睡眠・食欲の変化が2週間以上続く、家庭での対応に迷うといった場合は、児童精神科への相談を検討する目安になります。受診では、本人の困りごとだけでなく、これまでの成長や生活、学校での状況を確認し、必要に応じて心理的な支援、環境調整、他機関との連携について考えます。

受診時には、欠席が始まった時期、朝や夜の様子、睡眠・食事の変化、学校から共有されている内容、これまで試した対応などをメモしておくと、状況を伝えやすくなります。本人が受診に抵抗を示す場合もあるため、無理に説得するのではなく、「困りごとを整理するために相談してみよう」と目的を共有することが一つの方法です。

札幌市中央区・宮の森でお子さまの学校の悩みを相談したい方へ

登校しづらさは、早く学校へ戻ることだけを目標にするのではなく、本人の心身の安全と回復を大切にしながら、状況に合った支援を一緒に考えることが必要です。和光メンタルクリニック札幌宮の森では、心療内科・精神科・児童精神科として、お子さまとご家族の困りごとの相談を承ります。診療対象や予約方法は変更となる場合があるため、受診をご検討の際は公式サイトで最新の予約方法をご確認ください

よくある質問

Q. 学校を休ませると、ますます行けなくなるのではと心配です。

A. 休むことが必要な状態もあります。無理に登校を続けることが負担を強める場合もあるため、本人の心身の状態を見ながら、家庭・学校・必要に応じた支援機関で対応を検討します。

Q. 本人が「理由は分からない」と言います。相談してもよいですか?

A. はい。明確な理由を言葉にできないことは珍しくありません。日常の変化や困りごとを整理すること自体が相談の目的になります。

Q. 発達障害があると不登校になるのでしょうか?

A. 発達特性があることだけで不登校になるわけではありません。ただし、学校環境とのミスマッチや疲れやすさが影響することはあります。個別の状況に応じた理解と配慮が大切です。